2015年1月31日土曜日

GOING UNDER GROUND “OReTABI 2014-2015 河野、バンド辞めるってよ” @渋谷公会堂

ついに来てしまった、丈さんのラストライブ。
俺の中でのGOINGも丈さんと一緒に終わりそうなので、禁じ手の遠征に踏み切った。
(結局出張ついでになったが)

指定だしいっか、と、15分くらい前に辿り着いたら、人、多っ!
そりゃもう、ここGOINGの会場か?っつーくらいに。
入った時点で開演時間だったぜ。

席は思ったより下手寄り。
でも、丈さん観るならここら辺アリだな。
幸い視界開けてるし。
それよか、GOINGこんな後ろから観るの、初めてだよ(^_^;)

グッズいったん飛ばしてたけど、あれ先月パンフってあったっけ?と、
開演(?)直前に買いに走った。

んな訳で、当然ながらかなり押してのスタート。
(あれだけ列伸びてたの考えると、むしろ早かったのかも)
幕にツアーロゴ、Tシャツにもした日程の星座、バンドロゴ。
幕を落として現れたメンバー、ヴィジュアルはいつも通り。
(素生君は相当迷ったらしいが・笑)

ホール、音いいな。
こんな広いハコでGOING観るの初めてだけど、違和感ない。

ツアーと同じく、シングル寄せめなセトリ。
でも今日の選曲、いちいちツボだ。
そのときどきの景色が目の前をよぎるよ。
ぶっちゃけ先月のワンマン以来聴いてなかったんだけど、
歌詞、メロディと一緒にちゃんと出てくるし。
ホント好きだったんだなあ…。

前半のMCはいつものノリ。
照明が豪華だの幕が美川憲一風だのぐっちゃんが会場間違えただの。
素生君、公演名を丈さん辞めるから『男の子旅に出る」に変更。

素生君が歌って、ナカザと丈さんがコーラス重ねる曲。
これでまず涙が出た。
ナカザと丈さんのパートが違って三重になるヤツ、
丈さんに合わせて歌うのが好きだったんだ。
(最初の頃はナカザに合わせてたけどね)
これ、もうできなくなるのか…。

限定盤で改めて昔のアルバムを聴き直した素生君。
「初期の3枚とか、自分が誰に向けて歌ってるのか、俺も他のメンバーも意識できてなかった。
丈さんだけが意識してた。『良い曲』って褒めてくれたのも丈さんだった」
リーダーシップバリバリな感じは受けなかったけど、バンマスだったよね。
だからこそ脱退が辛い。
“ランブル”の前にも、「これも丈さんが褒めてくれた」って呟いて。
これ、あの頃、ずっとセトリから外さず演ってたっけ…。

ここで、丈さんに向き直って、「ありがとう」と言った素生君。
チクショー男前すぎる。

丈さんがメインで歌う曲は演らなかった。
でも丈さん曲が多かったな。あと、SMAP形式(©スカパラ)。
今日、今までで一番声キレイに伸びてると思う。
ヴォーカル取るには細くて安定しない声。素生君の歌の方が安心して聴けるのは確か。
でも今日はそんな風に思わなかったくらいだったよ。

「見事にさよならと旅のことしか歌ってない」と素生君。
待って、そのMCから“トワイライト”はズルい!泣くわ!
もう丈さんのドラムで歌えないのか、と素生君が言った。
好きなドラマーに佐野さんを挙げてたのがしっくりくる、
背筋をピンと伸ばして叩いてるスタイル、見納めかな。
本編最後は、福岡でも演ってくれた、これも丈さん曲。
これでクラップするのが好きで。

アンコール、丈さん以外はツアーTで登場。
ぐっちゃん居ない。出てこない。もしやもしや!
「抜けるってなって最初に電話かかってきた、俺行かなくていいか」って、やっぱり!
よ う い っ さ ん !!!
バンドとは関係なさげなグレーのTシャツ。
前より少しほっそりしたかな。髪型も変わってて。
男の子達に捧げる曲。大好きな曲。そこによういっさん。
ああ、Tシャツを引っ張りながら手を組んで天を仰ぐそのポーズ。
弾いてんのかアジってんのか分かんない、ウルフ的なその立ち位置。
GOINGだ。俺の愛するGOINGだ…!
ひさしぶりのその姿に笑えて、そして泣けた。ホント泣いた。
オーディエンスが歌うときにマイクこっちに向けてくれるとこ、
“グラフティ”でタンバリン叩くとこ、いろんなことが懐かしい。
発表後にツアー組んでくれた丈さんと違って、ちゃんとお別れできなかったからな。
今ここで会えてどれだけ嬉しいか。
淡々と(という表現が妥当か怪しいが)演奏する丈さんいっさん、
歌う素生君、サングラスしてない、ちゃらけないナカザ、
走り回り、ときにドラムセット台に乗っちゃうよういっさん。
ずっと観てきた、ひさしぶりのGOING。
よういっさんと違って、今後丈さんがGOINGのステージに現れる可能性ってなさげな気がする。
だから余計、オリジナルのGOINGを最後に観せてくれてどれだけ感謝してるか…!

「青春のことばっか歌ってきたけど、今日で終わり」と素生君。
まだたくさん歌いたいことはある、と。
それがGOINGの音になるのか、GOINGと感じられるのか。
それが唯一最大の不安。

丈さんの挨拶。マイクを高くする動作に、「よいしょ」と掛け声がかかる。
定番になって短かったけど、これも見納めだ。
代わりでと頼まれたバンドに、20年居ることになるとは、
そしてこんなに特別なバンドになるとは思わなかった、と。
ファンにも、感謝しかないと言ってくれた。
膝に手をついて深く頭を下げる、丈さんスタイルのお辞儀。

ここで終わるのが綺麗かなと思ったんだけど、ダブルアンコールあった。
もうよういっさんは出てこない。悲しい。
(ぐっちゃんスマン、悪気はない)
アコギの素生君、「俺たちのすべてを」と。
ああ、これで締めるのか。美しいな。
ロゴスで観たときの景色が重なる。
視界が滲むぜ。

皆下がった後、ドラムの前に出て、もう一度頭を下げる丈さん。
最後、オフマイクだったけど、「また」って言ったよね?

セトリ。
センチメント・エクスプレス / ダイアリー / VISTA / (MC) / さびしんぼう / TWISTER / いつまでたっても / アゲハ / (MC) / 同じ月を見てた / ALONE AGAIN / かよわきエナジー / (MC) / 俺たちの旅 / 南十字 / 9th Route / Tangerine Orange / (MC) / ランブル / LONG WAY TO GO / ナカザのディスコ / STAND BY ME / トワイライト / ハミングライフ
en. ボーイズライフ / ハートビート / グラフティー
en2. 東京
18:12-20:12, 20:39, 20:50

「青春は今日で終わり」と言った素生君。
俺の中でも何かが終わった気がするわ。
最後に俺の大好きなGOINGが観れて嬉しかった。
この15年の感謝を込めて、本当にどうもありがとう。
またいつか、元気な心で逢えるように。

2015年1月3日土曜日

一年間のライブ総括

例によって1月のライブが陥没してるので、ここら辺で区切ってまとめ。

2014年、行ったライブが63本だった。初めて60超えたな。
レディクレ行けなかったから、フェスは減ってるか?
HIGHER後継のは、アレをフェスと言って良いものか(爆)
仕事ついでに行った遠征もどきが今年は多かったか。
東京が…純粋なライブ遠征除いて10本、京都が1本。
QueとO-Eに2回行ったし、SHELTER初めて行けた〜。
初めて行けたハコで嬉しかったのはSOLE CAFEかな。
あそこで、しかも海北くん観れて良かった。

掛け持ちが過去最大だったね。
1月に1回、10月に2回、11月にもう1回。
10月のは昼の部と夜だったから体力的にチャレンジだったけど、
他は夜かけもちだから時間的な問題がっつーか、よーやったな自分。
カウント外でクラシックとノベンバのハシゴもあったし(爆)

一番多く観たのはスカパラの6回。去年に引き続き。
ワンマン4回だから、時間としてもダントツだな。
春日大社に遠征したけど、あとほぼ地元だし。
次がGOINGの5回。これは完全に丈さんのせいですな。
熊本と、東京も1回増やしたし。
4回観れたのはシャンペ改めアレサン、9mm、あと啓史さん。
今年は啓史さんよく当たったというか、よー追っかけたな。
3回はもうちゃんと数えられる気がしない(爆)
スピッツのワンマン3回行けて良かったわ〜。
androp3回はいつもより多いし、テナー3回は全然足りてない!
そしてボーデとフラカンに3回も当たるとは思わなかったぜ。

最多賞はスカパラの皆さんかな。
次がGOINGとひなっち、海北くん。
あーでも、LOSTをバンドでひさしく観てない!観たい!

記録と言えばインターバル最短記録更新のテナーさん。
23時間て。ちょっとこれはもう更新できない気がするわ。

初めて観れた!は、やっぱカスタネッツかなあ。
あの懐かしさはハンパなかった。
サウシューでのentさん弾き語り。去年に引き続き、塁さんに感謝!
それと、まさか氣志團観ることになろうとは(笑)
スーパーカーで一度観たきりだったナカコーも良かった。
1年ちょいぶりの本家POTSHOT。レアな公演機会に東京居れてホント良かった!
同じく居合わせで、2度も観れたのがZEPPET。10年以上ぶりだった。
あれ観て、NCISへの熱が一気に薄れてしまったという(´Д` )

イマイチって公演はあんまなかったかな。波長合わんまま終わったのはあったけど。
いや、ベイキャンの運営は泣きそうだったか。

周年祝いが多かった。
25周年のスカパラとフラカン、10周年の9mm・フジ・ランク。
フジはあんまお祝い感なかったけども。
20周年の栗コーダーに行けなかったのは残念だった。

さ、次の一年も行きまくるぜ!