2012年11月15日木曜日

the HIATUS "The Afterglow Tour" @福岡サンパレス

※セトリ見なくてもかなりネタバレです。
 細美さんがMCで「見ないで来い」って言ってたことを申し添えときます。


福岡、というか九州が1年ぶりのHIATUSのライブ。
あまりの開きっぷりに耐えられずナノムゲン行ったので、俺は4カ月ぶり。
(レディクレも一年の間に挟まってるのか。あんな前なのに。)
細美さんと堀江さんは先月せっちゃんときに観れてたので一カ月ちょいだけど。
あ、ウエノ兄やんもだ(笑)

大相撲からはける波に逆らいつつの入場。
グッズ、金額優しいところから売り切れ出てる。珍しいな。
目当てのとこからふっと欲しくなったとこまでがっつり購入。
そしてガチャガチャ。存在を忘れてた!が、ちゃんと両替してくれました、助かった。
ガチャに弱い俺、こっちもがっつり回しまくりましたよ。
バッジがかぶっちゃったのが残念(5個もあるのに2種類しかない・涙)。

席は相当後ろ。てか、後ろの列誰もいないから、実質の最後列。
オフィシャル先行でこれかよー!
でもまぁ、顔とか細かいとことかは見えないだろうけど、その分俯瞰はできるよね。
ある意味いっそ3階席でも良かったな。
ステージ、ランプとかの小物使いはSOFT Tourのテナーみたい。
全体の雰囲気はグローブ座の健兄ぃを思い出させる感じだ。

10分近く押しての開演。いつもと違う、おとなしめのSE。
入ってくる感じは完全にクラシック。
あれ、細美さん、恰好が完全にいつも通り(笑) グレーのTシャツにタイトパンツにスニーカー。
masaさんは白のシャツに白のブーツ。
(自分の位置が高いから靴まで見えるわ。)
ウエノ兄やんはいつも通り、柏倉さんと一瀬さんは黒いジャケットを着てる。
堀江さんはもろにAfterglowのヴィジュアルイメージ。髪をきれいに固めてる。

グランドピアノが出てるからなのか、いつもとだいぶ配置が違う。
ひさびさに細美さんがセンター。
客席から見て右に堀江さん。左に兄やんとmasaさん。
兄やんの後ろが柏倉さん、masaさんの後ろに一瀬さん。
グランドピアノの後ろに弦の皆様。
ドラム・パーカッションとピアノは透明のアクリル板で囲まれてる。

「そのままでもいいけど、立ちたい人は立っていいよ」って
細美さんの言葉に全員スタンダップ(当然)。
そりゃもうこの曲からでしょうって曲でスタート。
正直、最初は音がいい感じに響いてこなかった。
もともと3rdは散々聴いてたとこでの今回のアレンジで、多少違和感があったのはあるな。
もともとホールの音の響き好きだし、割とすぐに馴染んだけれど。

角度はいいんだけど、アクリル板の反射で柏倉さん・一瀬さんがよく見えない。
せっかくなのに。。。
反射で堀江さんの顔が見えるという。なんと。

短いMCの後、いきなりまさかのイントロが。どよめくどよめく。
うわ、これ今回のアレンジしたのか!
弦で迫力が増して、なによりピアノの音が映える。
ライブで聴くの自体がひさしぶりだよ。嬉しいなぁ。

MCで「広い!」と連呼する細美さん。
初日はどうだったんだ?と思いつつ、確かにZEPPに比べたら上の空間が大きいよねとは思う。
「ぶっちゃけ3階席遠い!落ちるなよ!」そうそう、3階は怖いくらい傾斜あるよね(笑)
平日なのに、と堀江さん。「仕事休んだ人!」って言葉に挙手多数。
俺は近いから休まずに済んだけど、まぁそうなるか。
ホールでやることになるとはという話に。確かに、メンバー皆そういうキャリアじゃないよね。
例外が堀江さん。たぶん彼だけはここで観たことある。
Coccoちゃんのサポート入ってるから。
(あのときはまさかの西川さんをガン見で他あまり憶えてないんだけど)
でも細美さん、「今でもホールに興味があるわけじゃなくて、
今回の音が一番よく響くことを考えたらこうなった」。
ですよね。だからこそ聴きたいと思ってやってきたんだ。

セットのソファの肘掛けに腰掛けてアコベを弾くウエノ兄やん。
うーわーもう、カッコよすぎです。
HIATUSでは(たぶん)初見の一瀬さんは、あちこち動いていろんな楽器をやってる。
彼と細美さんのハンドクラップ、完全に楽器になってたな。
一番激しい動きをしてるのは堀江さん。
今まであまりちゃんと観れてきてないんだけど、あれで弾けてるのがすごいってくらい。
masaさんの前にアコギが固定されていないの、ひさしぶりだ。
コーラスに美雨さん来てるから、masaさんのパートがだいぶ減ってる。ちょっと残念。
細美さんがハンドマイクで歌う率がものすごく高い。半々近かったかな?
(歌に専念できるって最高とのお言葉が。)

今回のアレンジ、当然というかやっぱりというか、3rdの曲が一番馴染みが良いな。
そのあと2nd→1stって気がする。
もちろん曲によって相性はあるけど。
俺的には"Shimmer"がかなりツボだったかな。

メンバーがほとんど引いて、細美さんと堀江さん、チェロの方の3人に。
これは!と思ったらやっぱり1stのあの曲。
ツアーの時、アンコールで2人だけで演奏してくれたっけ。
この曲と、後半のMCで細美さんがちらっと触れたときが、
堀江さん居なくなっちゃうってのが悲しくなったピークだった。。。

チェロの方が引いて、今度はメンバー5人だけに。ギター隊はエレキ。
ん?と思ったら、うーわー、いつものステージだ!!
今日それは反則でしょ!
アレンジはちょっと違ったけど、まさかこの手がアリだとは。想定外の嬉しさ。
この編成で2曲。やっぱハジけた曲好きだよ。

柏倉さんが一瀬さんの前に行って、向かい合わせでドラム叩いたり、
masaさんが堀江さんとこまで行ってギター弾いたり。
兄やんがベース抱いてるのもひさびさに見たな。
masaさんのマンドリンに堀江さんのバンドネオン、レアモノでした。

「ウエノさんとこにもマイクがあります!」に会場盛り上がるも、兄やん手を振って声を発せず。
つか、いつもだけど、堀江さん以外誰もMCに絡んでこない。
「楽屋だと俺が一番喋らないくらいなのに!」(細)「黙ってるくらいの勢いだよね」(堀)
確かに、兄やんとか、武藤ウエノでは饒舌なんだけどな(苦笑)
そして細美氏の「ボーカルがMCする習慣を変えたいと思います!」発言が飛び出すという。
しかし堀江さん居なくなったらホントにどうするんだMC。

最後のMC、楽しくて仕方なくなったらしく、細美さん、目からぽろり。
「泣いてたら変な声になるから」とMC継続で場をつなぐ。
ステージ遠い悔しさMAXですよ、もう。
細美さんが投げて落ちたタオルを拾う美雨さんが素敵。
とにかく声をあげてつなぐmasaさんが素敵。

オリジナルに近い"Souls"、ライブでは初。
これはさすがに女性とツインヴォーカルの方がいいわ。
最後は明るいステージで締め。
この辺、遠くても分かる細美さんのあの笑顔。
こんなに笑えるのはここだけだ、と言っていた。その笑顔で幸せになれます。

アンコール。細美さんだけ先に出てくる。
「すげー楽しいけど、10本で良かったかも。乾杯ってやってグラス割る感じ。」
(その瞬間、頭の中でラインハルトが「プロージット」って叫びましたね)
後から残りの皆が出てきて、柏倉さんと堀江さんが一緒にソファに座ったり、
ストレートに立ち位置に行かずに遊んでる。
細美さん「なんか俺だけ衣装忘れたみたいじゃね?」それ今突っ込むとこなんだ?(笑)
ここの選曲も意外で、んですごく嬉しかった。どっちも大好きでひさしぶり!
実質間奏部分くらいしかクラシック部隊の音は意識できないんだけど、
それがすごくきれいにハマってたし。
気分アガりすぎてホールで跳ねちゃいました。
最後は全員で、ステージ前に一列に並んで一礼。

セトリ。
Deerhounds / Flyleaf / (MC) / Ghost In The Rain / My Own Worst Enemy / The Tower and The Snake / Bittersweet/Hatching Mayflies / Shimmer / (MC) / Broccoli / The Ivy / Little Odyssey / Monkeys / ベテルギウスの灯 / Snowflakes / Walking Like A Man / (MC) / The Flare / Superblock / Insomnia / Twisted Maple Trees / (MC) / Souls / On Your Way Home
en. 紺碧の夜に / Silver Birch
19:08-20:52, 21:03

前回に続き、売り切れなかったのがせつない。
(見やすくて助かったけど、俺の前もその前も空いてた)
最近の流れや、こういう編成だと特にエルレファンとかは離れてるかもな。
俺自身もライブハウスで観る方が好きかなと思ったけど、
今日のこれはこれで観たかったし、観れて良かった。

いろいろ面白いことを考えてると言ってた細美さん。
次はどんな音を聴かせてくれるんだろう。

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