2011年11月9日水曜日

図書館総合展 初参加

勤続が10年に突入にして、初の図書館総合展行き。
といっても、総合展は初日だけの、資料保存関係での出張なんだけど。

始発の飛行機で羽田へ。先週に引き続き早起き→機内で朝ご飯。
乗換後の運賃をけちって、横浜駅からてくてくあるいてパシフィコ横浜へ。
飛行機が定刻に着いてくれたので、それでも余裕を持っての到着。

会場のパシフィコ横浜
普通は横浜駅から歩く距離じゃないらしい あれ?











午前中はフォーラム『「マイクロフィルム保存環境保全」と「館内の空気清浄」について』に参加。
(身が二つないので、青木先生の『東日本大震災における報告と今後の備え』への参加は断念。
私はこっちに行きたかったんだけど(T_T) )

講師の佐野先生は、明日行く東京文化財研究所の保存科学研究室長。
お話はマイクロフィルムの基本と、 化学物質の除去方法について。
・・・配布されたPPTと投影してるPPTの、枚数が違うだけならなんとかなるんだけど、
順番が変わってるってかなりしんどい!
話を追いつつ資料を探すのに必死。ひー。
ノート見ても話が思い出せないよ。。。
でも冒頭に言われた、「困ったことがあったらぜひご相談ください。お待ちしています。」という、
すごく嬉しいお言葉。
相談先に困るって多々あるので、いずれ何か出てきた時には頼らせていただこう。

お昼休み、どうせ次のフォーラム終わったら空きだから、と、朝ご飯の残りのパンかじってたら
去年NIIでの目録講習会でご一緒した阪大の方と遭遇。
今日の最終のフォーラムで登壇されるとのこと。チェックしてなかった・・・。
結局昼休みのほとんどを彼との雑談に費やした。ひさびさで楽しかったです。

午後のフォーラム始まる前にと展示会場の受付を済ませて中へ。
ブースには上司×2・・・あ、もうだいぶお疲れのご様子。
とりあえず次のフォーラム終わったら戻ってきますと約束して撤退。

午後参加したのは『資料保存の実践~IPMの視点から~』。
ここで講演をされる、九国博の本田課長にお誘いをいただいての今回の出張。
お話の内容自体は以前九国博をお訪ねした際に伺った内容が主なので割愛。
文化財虫害研究所の三浦先生のお話は、事前に読んでた九国博のレポートに近かったかな。
IPMとは何ぞやというところから始まったから、初心者にも分かりやすい講演だった。
「薬剤によるくん蒸より、人手にかかるお金の方が少ない」ってちょっと切ない。。。
九国博の場合はボランティアを活用できてるからこそのような気もするけれど。
午前のフォーラムと違って企業色が薄かったのに好感が持てた。
(金剛さん、直接この絡みの商品扱ってるわけじゃないしね。)

終了後、本田課長と主催の金剛さんのスタッフにご挨拶。
明日一緒に見学に行く皆様に引き合わせていただきご挨拶。ツアーの皆様はそこで解散。
私は展示会場のブースへ。

後は展示ブースの番をしつつ、人が余ってる時に企業ブース巡り。
もちろん資料保存をメインに見て回る。
プリザベーション・テクノロジーズ・ジャパンのブースに行って、
こないだ頂いたスプレーのお礼かたがた、具体的な調査方法について話し込んでしまった。
他には毎年セミナー一緒にやってる業者さん見つけて挨拶したり、あんぱんもらったり(笑)
昔よりも規模が小さくなっているんだそう。不況の影響か?
そもそも弱小業界ではあるが。

結局終了時間までいて、何となく解散になってくれたので逃走して電車に。
直行なのでそのまま渋谷に行って、約束してたねた君を呼び出し。
宿が24時チェックインって経費節約プランだったので、それまで付き合ってもらった。
先週一緒に旅行したばっかで全然ひさびさ感なかったですけどね(笑)

総合展は・・・うーん、毎年資料保存シンポジウム行ってること考えると、
あえて参加しなくても良いかなぁって気がする。
講演(フォーラム)は総合展のほうがレベル高いけど。
というか、資料保存シンポジウムの講演レベルをもう少し上げてくれないかなぁ・・・。

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