2011年3月20日日曜日

GRAPEVINE tour2011

ACIDMANの壮絶なライブから一週間。
当然というか、全然ACIDが抜けないままバインのライブに行くことに。
「まただーっ」ってつる君に言ったら、「バインだから大丈夫でしょ。」。
まぁ、確かに(苦笑)

去年のサニーディ以来のLogos。お客さんは600人居るか?くらいで、まずまず。
2段目の真ん中あたりを首尾よくゲット。

定刻の18時、照明が落ちる。
いつもより落差が少ない気がする。最初から絞ってあったのかな?
特にSEもなくあっさり風味でメンバー登場。

3曲終わって最初のMC、田中さん。
「ストレンジランドへようこそ」
「盛り上がるも盛り上がらないもないですが、どっぷり浸って帰ってください。」
最初からなんという総括っぷり(笑)
しかしおっしゃる通り、盛り上がりようがない。悪い意味じゃなく。
最近の作品の傾向通りに演ったら、まぁこうなるよねっていう。
私が行くライブって、大雑把に分けると
「楽しむ」「共鳴する」「どっぷり聴く」に なる気がするけど、
バインはどれともちょっと違うんだよなぁ。
何て言えばいいんだろ、あの空気感。

演奏はいつも通り、淡々と業師達が技を披露。
時々それぞれが笑顔、というか微笑を浮かべるその雰囲気が素敵。
もちろん(?)田中さんの不敵な笑みも健在。
途中のMC、「この曲()、知らんやろ。ざまぁみろ!」って、おいおい(笑)
しかしいつもながら田中さんは色気あって美しいぜ。
そしてあの歌声!なんであんな伸びる高音ずっと維持できてんだろ?
すごいの一言に尽きる。

今回は田中さんの虹色ストラップの登場場面少ないな、Fender率高くね?とか、
うおー亀ちゃんのドラムかっこいー(今回よく見えた)とか、
前の兄さんデカ過ぎて西川さん見えねー、ってギターチェンジ自分でしてるよ!とか、
金戸兄さん相変わらず職人さんだなーとか、
そーいや前回Logos来た時も観たんじゃん高野さんとか、
つらつら思いながら浸ってました。

昔の水底から上を目指すような曲がすごく好きなんだけど、
最近の、そういう指向性のない気がする曲にやっとついていけるようになってきた。
“風の歌”の広がり方とか、気持ち良くていいな。
私にとっては構えずに聴く、曲からも理解を要求されない、緩い心地よい空間。
本気で分かろうとしたら(できるかは別として)相当難解だし。。。

アンコールで、田中さんだけグッズのTシャツに着替えて登場。
「これMサイズなんやけど、最初は俺用にSサイズ準備してもらってて、
洗い回してたらピチピチになって。男性陣、買うならM!なんて親切俺!」
もうどこに突っ込んでいいのやら。
そして皆飲んでいる(高野さんなんて演奏途中で飲んでたし)。
本編中MCの「今後の参考」って、今後が近すぎやしませんか(笑)

やー、終始面白かった。笑わせていただきました。

セトリは最初から断念。曲名入ってないんだもん・・・。下は頂きモノ。
Silverado/This town/Suffer the child/ミランダ(Miranda warning) /ピカロ/インダストリアル/冥王星/おそれ/Dry November/411/風の歌/夏の逆襲/光について/ランチェロ'58/Neo Burlesque/VIRUS/Sanctuary/GRAVEYARD/真昼の子供たち
En. Darlin' from hell/スロウ/R&Rニアラズ
おぉ、なんとなく記憶してるのとマッチしてるじゃないか(爆)
「懐かし」、まさかの組み合わせ。両方やるとは思わなかった!
本編1:50、アンコール終わって20:15くらい。

グッズのデザインと、何より青の色がすごく美しくって、ついいろいろ買っちゃった。
パンフ、落ち着いてゆっくり読もうっと。

何より、一貫していつものライブをしてくれたのが一番嬉しかった。
ACIDMANで昇華して、バインで落ち着いた。
気持ち良い夜でした。

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